【ユニアイテム】伊砂工芸の手描き和柄Tシャツ販売専門店

着物加工にて永年培った技術ですばらしい和柄商品を製作しています。

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伊砂工芸の紹介
手描き和柄Tシャツ 絵師 伊砂工芸 伊砂恭伸

伊砂工芸 伊砂恭伸

1972年生まれ 京都在住
京都の着物加工職人の三代目であり、江戸時代の扇絵師宮崎友禅齋が考案した「筒描き模様糊置き(つつがきもようのりおき)」という染色技法を継承する。

普段、着物の生地に絵柄を描く仕事が本職だが、8年前からTシャツに絵を描くことも始め、これまでに描いたTシャツは千枚以上にもなる。

伊砂氏の一番のこだわりは?

和の文字にも含まれる「バランス」ということですね。

もちろん柄自体の形や色のバランスに気を使うのは当然のことですが、手描きの温もりを表現することは言葉では説明できない様々なバランスの上に成り立っているんです。
精度の高い綺麗な線を引いたり細かくきっちりした柄を描くと機械的に見えてしまい、プリントTシャツのようになってしまいます。
何か未完成の部分やゆらぎを残さないと手描きの良さが表現できません。
それらを意図的に残すことによって、人間味があふれて見飽きない線、色、そしてそれで構成された柄が完成します。それもバランスなんです。

また、大阪の「食いだおれ」に対して京都は「着だおれ」と言われますが、日本の染織技術は世界的に見てもトップクラスの優れたものです。
特に手描き染の歴史は京都の歴史といっても過言ではないと思います。
寒暖や湿度の変化が厳しい京都は四季の変化を顕著に感じることができるすばらしい土地ではありますが、温度や湿度の変化が着物の染色加工にも大きく影響します。
自然条件を肌で感じ、それによって加工方法にも手を加えること。これもまたバランスですよね。
その技術が古くから京都の着物職人に伝えられてきたんです。

父から受け継いだ京の加工技術、そして自分の知識や経験を手描きTシャツという比較的新しい分野に投じるのも本当に楽しいですね。

伊砂氏の柄の特徴といえば?

和柄といえば、龍や虎を思い浮かべる人は多いと思います。
私もそれらの柄は描きますが、柄には歴史やストーリーがあり、日本の四季や昔の人の思いが詰まっています。
そういうことをしっかり柄に込めて描く、また着ていただく人の姿を想像しながら描くということを大切にしたいと思って一点ずつ仕上げてます。

小さなお子様からご年配の方まで楽しんでいただける様に心がけています。また日本古来の和柄の良さを伝えていく活動もしていきたいと思っています。

道具はどうのようなものを使ってますか?
手描き和柄Tシャツ 絵師 伊砂工芸 伊砂恭伸

紹介にもありましたが一つは筒描きの道具を使います。
着物は非常に高価ですから、おばあさんからお母さんに、また娘さんにというように何世代にも渡り着用されてきた物なんです。
ですから何世代にもわたって着れるための知恵がつまっています。
細い線を筆で描くと染料が生地にしっかり染みこまないのですが、筒描きだと非常に強固に定着させることができるんです。
Tシャツだって長く着ていただきたいですから筒描きは非常に大切な技法です。
もちろん太い線や広い面を塗ったりするのは、柔らかさを表現するために筆や刷毛を使います。用途に応じて使い分けです。

染料や顔料にもこだわります。
例えば、黒地の生地に柄を描く場合、細い線は筒描きで抜色します。
抜色は塩素系漂白剤を使用すれば生地を傷めてしまいますが、京都の着物加工技術の中に生地を傷めないように抜色する方法があるのでそれを応用しています。
筒描きの手法がなければできないことでもあるんです。
でも非常に時間がかかる作業には違いありません。
そういった手の入った部分を見つけるのも楽しみの一つでしょう。

僕の願いは手工芸品の生活圏回帰なんですよね。
職人が作ったものは、一昔前まで身近だったんですよホントに。
皆様にどんどん使ってもらえれば職人冥利につきます。

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